宣伝するの遅いワっ!ってツッコミが世田谷区のどっかから飛んできそうじゃけども、PPPでもお世話になった才色兼備、芥川有ちゃんの絵画展に行ってまいりました。
わしは絵画をアレコレ批評出来る立場にないけども、芥川有という人間の愛と情熱の一断面が、そこらじゅうに発露する作品達で、Mr.冷たい男のこのわしも、何だか優しい気持ちになりました。
わしは生まれてこのかた、家に飾るなどのために絵を購入した経験がありません。
絵を眺めて、こんな優しい気持ちになれるのなら買って帰ろう、しかもそれが有ちゃんが描いた絵画ならもともと仕事で出会った仲、これほどのグッドストーリーはないな、と思ったんじゃけど、財布に800円しかありませんでした。大方もう全て売れてしまったね。
こんな事を言っては怒られるかもしれませんが、彼女は年を重ねる度魅力的になっている様。男女問わず、年をとるたびに魅力を放っていく事は、精神の充実なくしてはあり得ません。そしてそれは希少なのだと思います。結構ムズいと思います。
彼女はきっと沢山の喜びや苦しみを抱き歩んでいるのでしょう。
芥川有ちゃんが絵を描き続ける限り、そう遠くない将来わしの家には有ちゃんの絵がわしの家に飾ってある事でしょう。そしてその絵はいつかわしの子へ、その子がまたその子へ。。。
絵画だけではなく全てのいいモノ、は自然と必然的にそう継がれていきます。
誰しもが作れるものではないモノを作る人、そういう人達はそれが例えピュロスの勝利であろうとも、素晴らしい事に変わりなく、人々の記憶の中で忘れ難きものとなります。
わしも80歳まで現役ででいる為に(何の?)、もっと色んなものに出会い経験し、生きていきたい処です。
季節はもうじき冬です。
とおる